第0007回 (2004/08/13)
件名:(7)顎関節症は全員が同じ原因!      (東京都在住)
 顎関節症とバランス治療の関係を漠然とはわかるのですが、よく理解できない所があります。

バランス治療は不可逆的なものではありませんし、
原因がフィットする場合は効果的のような気がします。
これまで色々な治療を受けておりますが、
原因がわからないまま歯をあまりいじらない方が良いという事を感じております。
もう少し理解できれば、一度診察をお願いしようかと考えております。    
                                        東京都在住

=返信=

おっしやる通り、人間のバランスは不可逆ではありません。
脳幹がコントロールしている(第4回返信参照下さい)のですから、脳幹の状況によって如何様にも変化していきます。

高血圧の薬は、やめると即悪化ですから全くの可逆ですが、
からだの改善で正常血圧に戻した場合の可逆は、自分にはどういう弱さがあって、どうなったら再発するかを判っている可逆です。
ご自分で左への改善変化を感じながらアゴ位置が改善してきた場合の可逆も同じです。

当院では、アゴがまた右へ崩された時にキャッチできること、すぐにアゴを左へ戻すことができる(意識ではなく脳幹が)、その方のポイントを確定します。

顎関節症の原因は永年の姿勢で・・というサイト、原因は咬合が低かった(or低くされた)からというサイト etcいろいろ有りますが、
サイトで論じられている原因は、姿勢やアゴ位置は全身のバランス(詳しく知りたい方向けページB、全身の写真)に合せた結果の状態であって、原因ではないので、
それを改善しても一時しか改善しないのです。

口の中をどう変えても、 整体で脊柱を補正しても、
脳幹は体を真っすぐにするために仕方なく、再び悪化方向へバランス指令を出していきます。
顎関節には以前と同じ方向への無理な力が復活します。
つまり、100%可逆的です。
                                     
三ア公晴
<前頁 | 次頁>