第0011回 (2004/10/06)
件名:(11)体の不調は歯科治療が原因?     (石川県在住)
 咬合異常で治療歴○○年です。 
からだの不定愁訴もいろいろ有りますが、私の場合は間違いなく歯科治療をした直後に始まりました。 
全くの自然の歯が割れて、治療を受けたのですが、それまでは歯も身体も何ともありませんでした。 
それでも治りますか?
現在も、咬合を調整すると、すぐに身体が辛くなるので、やはり歯からきていると実感しています。
治療歴が長いので、先生の御返信文の強い自信にも、不信感を持ちます。 
失敗例はないのですか?
この点をお聞きしてから、受診したいと思っています。            石川県在住

=返信=

自然の歯は簡単には割れません。かなり強い横方向の力を受けていた事を物語ります。
その過去があるアゴの状態が続いていれば、歯科治療や調整後の症状はうまく行かなくて当然です。

当院では足首などの変化ポイント場所をテストして、アゴが即座に変わろうとしないならば、歯科治療は始まりません。
始めないのですから、失敗例にもなれません。

歯科の主訴(症状)は、金属の脱離も、歯がしみるのも、その他すべても、HPで解説しているように、過負担を受けながらなんとかアゴを止めていた歯の状態が、そのまま主訴です。
歯科治療はその負担を減らすよう行われ、すると、アゴは変化したかった方向へ更に変化しやすくなります。
だから、歯科治療が引き金になる場合が多いのは当然ですし、調整後の症状も相変わらず何処かが先に当たるような(高く感じる)不具合があるはずです。

逆に、歯科でどんなに下手(低い、高い)をされても、たとえ片側の歯を無くされても、アゴの神経支配に対応力があれば、順応していけます。(当初は不都合でも)
何本も歯抜けで生きてる方や・歯が数本しかないお年寄は、部分的にしか咬めないのだから、高さのミスどころではない咬合です。
咬合がズレても不定愁訴などない方は大勢いるのです。(「歯科大生向けページF」を参照下さい)

結局は、アゴ位置に対する変化(大抵は左奥への改善)をどうやって行っていくかが幹になります。
幹以外は枝葉です。
こだわりたくなる現症・症状も実は結果であり、枝葉です。

他の方への返信文もしっかりお読みになって、変化をテストしてみようかと思われたら、どうぞご来院下さい。

三ア公晴
<前頁 | 次頁>