第0013回 (2004/11/25)
件名:(13)咬合治療・元に戻りませんか?     (東京都在住)
 顎関節症の患者です。 
私も、整体・カイロで一時良くなっても、すぐにダメになるので筋肉だと思っていました。
でも、貴院の方法でも、元に戻るのではないですか?
それと、骨格の歪みが100%治るとは思えません。
また、歯の状況がおかしいから筋肉が歪んでいくのではないですか?  
                                       東京都在住

=返信=

元に戻るのでは?・・これは、第7回の返信で解説しています。

手に右利きがあり、脳にも右脳左脳があるように、左右差が100%なくなる事はありませんし、その必要もありません。

活動時に一歩一歩動けるのは、重力があるおかげですが(宇宙空間で人間は歩けない)、我々は左右の足首に全体重を順番に乗せて動きます。
重力に対して2本足になった時から、軸足(方向を定める)は左・蹴り足は右の原則で動いています。
(詳しく知りたい方向けページB、“蹴り足は右”のような左右差を意識は気付けません)

その左右差に対して、車社会になってからの人類は前重心が進み、筋肉は体全体を真っすぐにするために、骨格に無理をさせる片足の瞬間をつくっています(同ページ、“全身写真”参照ください)。
この時の、足首において負けてきている方向は、左右共に右前方です。

そこで人体の凄い点ですが、移動時の足首にかかる体重の方向が左後方へ向かい始めさえすれば、すべての症状は軽減を示してくれます。 信号がいらないわけですから(前回のお問い合せを参照ください)。


歯の状況がおかしいから・・ですが、
HPの如く、たとえば枕をすると前方が強くなります。
歯の状況は骨格の状況で変わるのです。
だから、歯の状況がおかしくない人でも、アゴ位置が変化しようとしている際には、歯にも体にも違和感(歯はどこかが高く感じる等)がくるのです。
また、歯の状況がこんなにおかしくても何ともない方を「歯科大生向けページF」で多数お見せしています。

人間の体は(年齢などで)弛んでくる事を前提に創られていて、進行に合せて歯をスリ減らしてでもアゴを右(前)へ偏らせ、全身のバランスを保つ構造になっています。
スリ減リが間に合わない歯の、ダメージを感じたり・症状を出す、⇒これだけならば、人体に創られた構造(歯は壊れるべく材質で出来ている)の話です。
「歯だけでなく、体の各部に症状を感じる」、つまり、いろんな負担を感じてしまう状態になっている事が、実は問題なのです。

たとえば、歯の状況以外は問題がなかったとします。
歯科で、あるいは歯の変化で、
高い歯が入った(or出てきた)とします。「高いなぁ、明日削って貰おう」で終わりです。
低い歯が入った(or出てきた)とします。「反対側しか当たらないわ」です。
歯の状況以外、力があるのだから、それ以外へは発展しません。 

「詳しく知りたい方向けページD」に記したように、改善法は常識の範囲を越えねばなりません。                                        

三ア公晴
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