第0014回 (2004/11/25)
件名:(14)Oリングテストをしてますか?      (富山県在住)
 Oリングテストは行っていますか?
それで歯の高さを決めたりしないのですか?              富山県在住


=返信=

以前の返信にも記しましたが、歯の高さを上げたり・片側だけ高くしたりすると、例えば頸椎はそれに合せて反応をします。
ネジれていた状態ならば改善の変化を示します。(これで何千人の歯科医が参加する学会が出来ている位ですから)
顎関節症の症状も、治ったような状態になる場合があります。
これの、なぜ長期維持が出来ないのか? なぜ高くした歯がグラグラになり抜歯を迎えるのか?
⇒「右に向かって悪くなる?」ページの下から2個目の【こちら】の実験を行うと解ります。咬み合わせは気道の位置に合せていくのです。
⇒「歯科大生向けページF」の最初の症例も、以前にOリングテストを使って一度治癒された方の再発です)

Oリングテスト自体は大変素晴しいものです。
身体や精神が、求めている状態と求めていない状態に対して、筋肉が確実に反応を示します。 これを用いて、口腔の求めている高さを決定すれば、上記のような治療後の変化は確実性を増す と思います。
問題は、“その時に”求めている高さだという点なのです。

ノーベル賞候補にもなったOリングテスト開発者の大村博士 (ニューヨーク心臓病研究所) は、富山県御出身であり、お話を伺ったことがあります。
「高さを高くした歯が寿命を減らすのに、このような治療は正しいのでしょうか?」
答えは 「Oリングテストで歯の高さを決めるのはおかしい、あくまでその時に対してのものだ。」の一言で、それ以上は説明を貰えませんでした。

昔、高さを上げる治療を多数行い、失敗例(高くした歯が負担過剰で抜歯をむかえる)を繰り返しながら解ったことは、
片側が反対側より高さを求めるようになったのは、理由があって(気道位置)、顎のポジションが偏ってきているからであり、その偏りで求めた場合のツッカエ棒の高さを、Oリングは教えてくれた事になります。
例えば、腰痛に対してのOリングによる歯科治療は、かなりの良化をもたらします。  ですが、その後に状況が進行した場合は(気道がさらに右へ)、また新たなツッカエ棒の高さが必要になっているので、咬合がまた合っていない状態 (症状が再発したり右側へ咬合不調を感じる) を示してきます。

実際のところ、2年ぐらい良好な人、1ヶ月で再発する人、これは片足瞬間時の左右差の程度によるのですが(松葉杖で、結構長く大丈夫な人・ある程度腰の痛さが残る人の差と同じです)、他院のOリングを用いた歯科治療後の御相談も、腰痛の再発・作製した補綴の右側破損ばかりです。  
またOリングを用いて、新たな高さの歯を作りますか?  毎週かも知れませんよ。
いずれにしても、根本問題に対する変化 でないと本当に回復したことになりません。

Oリングテストは、歯の高さなどではなく、もっと高尚な事柄を求める時に使うものだと考えています。
元々、キネシオロジーはグッドハートという人が、潜在意識と筋肉反応の関連性に気付き、その後の研究の流れに、Oリングテストや、いくつかの筋肉テスト、筋肉反射テストなどがあります。
私は、手の平や足首の筋肉を使って、歯の高さではなく、根本問題の幹である足首・骨盤・頸椎などの改善方向を、筋肉反応に確認する事はあります。
                                   
三ア公晴
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