第0019回 (2005/04/03)
件名:(19)整体での改善はなぜ一時的?    (仙台市在住)
 先日は大変お世話になりました。 ○○○○の妻です。
お忙しい中、丁寧な診察と長い相談時間を設けて頂き、有難うございました。
足骨の特定部分を押しただけで、咬み合せが瞬間に変化するのを体験し、重心のズレと骨格のネジレが根本問題だと理解を致しました。 ○や○の症状を分ってくれる先生にやっと出会えた安心感と、先生のおかげで希望を持つことができました。 大変感謝しています。

治療は、現在の○○症状がある状態での重心調整は、効力が少ないとの事でしたが、先日ご紹介頂いた東京の整体へ行って来ました。
治療直後には全ての体の症状・咬み合せの症状が劇的に治りましたが、翌日には全く元に戻ってしまいました。 やはり、整体は一時的な回復だけなのでしょうか?

また、左の親知らずを抜くことを考えています。 主人は親知らずが原因で歯並びが倒れ、咬み合せが狂ってきて、体に影響を与えたと思っていたので、気になっていた要素を取り除くことによって、精神的な負担を減らしてやりたいと思うのです。 三崎先生の所で治療する際に影響はないのでしょうか?

なんとか主人の容体を治していきたいと思っています。
お忙しい中、お手間をお掛けしてしまい申し訳ありません。
お時間のある時にでも、お返事をいただけますようお願い致します。       
                                      (仙台市・20代)    

=返信=

○○様、先日は1泊での来院、ご苦労様でした。
来院時に撮影した歩行連続写真と当日の分析内容記録を、昨日郵送しました。
それをご覧になれば解りますが、体の移動時に、脊柱から出ている神経を引っ張る距離の左右差がとても強いです(特に左足で体重を支える時に足首が浮かされている=重心が浮かされている、のが厳しい)。 
基本的には、これが変わらないと上体は無理した形をとるのですが、この動きは意識でコントロール出来るものではありません。
重心状態に対して、脳幹からの自律神経指令で行っています。

ご主人にした整体のアドバイスですが、重心を考えている整体で症状がかなり消えることを体験した方が、安心の為にも現在の苦痛の為にもいいだろう、問題はそれを維持できない要素に対して、普段自分で出来るケア法をしっかり聞いてくるように、そして筋肉に神経指令を出している脳幹が意識では気付かないどんな問題を抱えているのか? の問いをもして行くべき、という話をしました。 

○○さんと同じ歩行状態の方でも症状がない方もいます。
症状は脳幹から大脳への信号です。
症状は信号であるという大原則、身体的神経疲労も精神的神経疲労も神経疲労は蓄積し、それをも脳幹は記憶していくという大原則、
大原則ですから治癒に向かう基本において下さい。

左親知らずの抜歯はかなり危険です。
アゴの偏位方向が、100人に1〜2人の左前タイプです(理由は「詳しく知りたい方向けページB」を)。
左へ行きたいアゴを止めている歯の数が減ることになるので、体の症状も悪化する可能性があります。                                 

三ア公晴
<前頁 | 次頁>