第0024回 (2007/04/14)
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件名:(24)虫歯の治療も口の中だけではダメ? (富山市在住)
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ほとんどの歯科医院は口の中だけの歯科治療ですが、一般的な虫歯の治療などの場合にどんな問題がありますか? (富山市在住) =返信= 「右に向かって悪くなる?」ページの動くイラスト図の方向へ(上の歯では、右側は外側へ・左側は内側へ)の悪化(老化)は続きます (下の歯は、右側は内側へ・左側は外側への悪化)。 歯にとっては、高さが攻められてくるからです。 一番イヤなのは、長く症状がなく、症状が出た時には、右側の骨の量が限度以下まで失ってしまっている場合です(「歯科大生向けページG」最初のレントゲン)。 歯は骨の中に縦に植わっているので、縦方向の力(咬む力)には強く、横方向(横からゆすられる)の力には弱いのです(地面に打ち込んだ杭と同じ)。 歯グキが腫れる等は、アゴの左右運動で横方向の力が限度以上になってきた歯しかなりません。 虫歯も、歯が左右にゆすられて、バクテリアが歯と歯の間の歯ブラシが届かない歯肉内に残っている場所にしか出来ません。 歯科は細菌学でなく、力学です。 タンスの裏のカーペットは何年もそのままで、いつも擦っている所はすぐに剥げるのと同じです。 同じ歯、隣の歯、反対側の歯、次の治療がいずれの場合も今回の治療後に上記の方向にて最も無理がかかっていた場所であり、その時期(いつも同じ問題のくり返しで来院される方、半年ぐらいで別の歯で来院される方、2〜3年大丈夫だった方、etc)は、その方の骨の強さ、口呼吸による歯肉や歯の水分量不足(「歯科大生向けページG」参照下さい)の程度次第です。 もちろん足首にかかる重心が前方へ進行すれば、気道=アゴ位置も前方変化しますから、時期も早まります。 医科も臓器別に担当医が違うような段階ですから、歯科が全体を診るようになるのは何十年も先かも知れません。 「口の中だけの歯科治療」では、今後もどこかの歯が犠牲になる事を解っていて、手入れの集中場所をもつだけでも意味があると思います。 次に、どの場所にくるかは私が診ないと判りませんが。 三ア公晴 |